【俳優・加藤ローサ】家族全員が忙しいからこそ、たまにそろって囲む食卓がうれしい
2025.03.31
スポーツ・ビジネス・アート・カルチャーなど各分野で挑戦を続けるプロフェッショナルが、自分の身体にどのように向き合い、どのようにポテンシャルを発揮しているのか。ご自身のライフスタイルで実践されている「コンディショニング※」についてお伺いします。
今回は、俳優の加藤ローサさんに取材。人気絶頂の20代半ばで結婚、2人の子供を出産します。プライベートでは、サッカー選手である旦那様の移籍に帯同して、海外や日本国内を転々としてきました。
※TENTIALが定義するコンディショニングはライフパフォーマンス向上のために、体調に関わる全ての要因を良い状態に整えること
30代は育児中心。やっと自分に関心が向けられるようになってきた

── ご結婚後は旦那様のサポートや育児に専念している印象の加藤さんでしたが、昨年は連続ドラマに復帰。ライフスタイルが変化してきているフェーズでしょうか。
そうですね。子供は男の子二人なのですが、二人とも成長して、親の手助けなしにだいたいのことは自分でできるようになってきました。部活や習い事にも一人で行って一人で帰ってこれるし、私がごはんの用意ができない時も、自分たちで買って食べられます。
生活面でも彼らには彼らの世界ができ上がってきていて、そこに私はだんだん必要でなくなってきています。
それにともなって、私自身の自由時間も増えてきましたね。
── 育児も落ち着いて、いよいよ仕事に本格復帰という感じですか?
そうですね。これからは仕事も少しずつ増やしていこうかな、と考え始めています。
とはいえこの仕事は、望んだからといってできるものではありません。相手に必要とされて初めて成り立つものなので。未来のことはわかりませんけどね。
── ご家族は加藤さんがお仕事をすることについて応援してくれていますか?
はい。子供達は「なんでママは働いてなかったの?」なんて言ってきます。私はそれに対して「君たちがいたからだよ!」って言い返してますが(笑)。
夫も仕事を本格的に再開することに関しては応援してくれています。
── やりたいのは俳優業ですか?タレントですか?
みんなで一丸となって作品を作る俳優業も好きですし、バラエティも好きです。いただける仕事があってスケジュールが合えば、という感じで少しずつ再開したいです。
たまにある「家族そろって食べるごはん」が一番うれしい時間

── 今何をしている時が一番楽しいですか?
「家族みんながそろった時」かな。子供たちも学校や部活で土日も忙しいし、夫もイベントやコーチ業でいない日が多い。数日間家を空ける、なんてこともザラです。
みんながバラバラに行動している我が家で、たま〜に全員そろってごはんが食べれる奇跡みたいな日があるんです。
── 子供が大きくなると、家族団欒の時間は貴重ですよね。
そうなんです。
あと楽しいのは、自分時間を有意義に使えている時。今度も母と二人で旅行に行く計画を立てていて、それも楽しみだし、一人でゆっくりコーヒーを飲んでいる時間も「満たされてるな〜」と感じます。小さなことですが(笑)。
これまでで一番困難を感じたのは「見知らぬ土地での孤独な子育て」

── これまでの人生を振り返って、「これは壁だった」と感じた出来事はありますか?
海外や国内の地方都市に住んでいた時の、知り合いがいない中での育児ですかね。初めての育児が海外で、それは大変でした。相談できる知り合いもおらず、当時はスマホで簡単に調べられる時代でもなかったので、現地在住の方のブログを読み漁ったりして、なんとか乗り越えていった感じです。
── 言葉の壁もあるとなおさら大変だと思います。
フランス、ブルガリア、ポーランドにいたのですが、それぞれ1年ごとの移動で。落ち着くまもなくすぐ次の土地、という感じでした。
言葉は通じないし、日本のように治安がいい場所ばかりではないので、子連れで出歩くこともほとんどなかったと思います。
── 帰国して最初に住んだところは静岡県でしたよね。
静岡時代は次男も生まれて、ワンオペで二人育児をしなくてはいけませんでした。もともと人とコミュニケーションを取るのが苦手だったこともあり、見知らぬ土地での子育てはすごく心細かったのを覚えています。
でも子供のためにも、児童館に行って近くにいたママさんに話しかけて幼稚園や小児科の情報を教えてもらったり、行政に頼ることもありました。
そうするうちに少しずつママ友が増えていって、最終的には私が病気で寝込んでいた時に、玄関のドアにイチゴを引っ掛けてくれるようなお友達もできました。友人にはとても恵まれましたね。
まさに「地獄から天国へ」を味わったのが、静岡時代だったと思います。
30代になってから絶好調な日はないかも(笑)

── TENTIALは日本人のウェルネスをサポートすることをミッションとしたブランドですが、加藤さんは身体に不調を感じることはありますか?
めちゃくちゃあります!
30代になった頃からずっと疲れが取れない、という感じが続いています。
── 原因を考えたことはありますか?
多分頑張りすぎなんだと思います。
子供が生まれてからずっと、がむしゃらに働いてきたので。夫のサポートもありますし。
もともと身体が強い方ではないうえに体力もないので、頑張りすぎた日の翌日は布団からなかなか出られない、ということもありましたね。
── 体力作りのためにしていることはありますか?
ピラティスをしています。あと昨年からウォーキングも始めました。
夫からも「運動だけは少しでも続けたほうがいいよ」とは言われますね。
ただ夫は私とまったく違う世界の住人なので、とても真似はできません(笑)
トレーニングもめちゃくちゃするし、いつ寝てるの?というぐらい動き回っている、まさに体力お化けです(笑)。
他にはスーパー銭湯の岩盤浴に行って汗をかいたりとかもします。
── 食事面でこだわっていることはありますか?
先ほども言ったように我が家はみんな忙しくて、全員集合してごはんを食べられることがほとんどないんです。なので、必然的に外食ではなく内食に。それなりにバランスの取れたメニューにはなっていると思います。育ち盛りの男の子がいるので、メニューはガッツリ系ですけどね。
── 睡眠の時間や質を意識していますか?
睡眠時間に関しては、夫が睡眠に対するこだわりが強いので、子供にはとにかくたくさん寝るように言い聞かせています。次男は今も9時には寝ますし、長男は体質的にそんなに眠れない方なのですが、それでも小さい頃は早い時間から寝かせていました。
私自身は、子供がそれなりに大きくなってきて、添い寝をしないようになってから、めちゃくちゃ熟睡できるようになりました。やっぱり子供と同じベッドで寝ていると、子供が少し動いただけで目が覚めたり、布団をかけ直してあげたり。今思うと全然熟睡できていなかったと思います。
睡眠重視の我が家にTENTIALのコンセプトはドンピシャ!
── TENTIALのアイマスクはご家族で愛用中と伺いました。
はい。ファーストTENTIALは、夫がゴルフの景品でもらってきたBAKUNEアイマスクでした。すぐさま私と息子で使ってみたところ、すごく良かったんです!
目元がやんわり包まれていいですよね。息子は車での移動時間で寝る時に使っています。何もしてないとスマホが気になったりして寝れないのですが、アイマスクをするとすこーんと寝てしまいます。
マジックテープタイプでサイズが調整できるのも便利ですよね。

写真:BAKUNE ladiesをご覧いただいている様子
── リカバリーウェアという存在はご存知でしたか?
私は最近まで知らなかったのですが、夫は数年前から部屋着などで使っていたようです。
今回いろいろなウェアを見させていただいて、私が特に気に入ったのはソフトニット素材の「BAKUNE Soft Knit」です。とろみがあって肌に吸い付く感じが最高!
すごく気持ちよかったです。着るだけで気分もリラックスできますよね。
パジャマだけではなく、日中に着ても全然かわいい。
── 他に気になるものはありましたか?
冬の1マイルウェアとしてMIGARUのシリーズは活躍しそうだなと。私が実家に帰省すると、近所の温泉巡りをするのですが、そういう時に着ると窮屈感もないしぬくもりを保つらしい。
都内でスーパー銭湯に行く時にも使いたいですね。
ちなみに夫もいただいたMIGARUのウェアをほぼ毎日着ています。
出張にも持っていっていて、洗う暇がないぐらい(笑)。
── ご家族で気に入っていただいてよかったです。
睡眠環境をすごく大切にしているうちのような家にはドンピシャです。デザインもシンプルで、誰にでも受け入れられやすいと思うので、アスリートの知り合いや、おじいちゃんおばあちゃんに勧めていこうと思います!


俳優・加藤 ローサ
イタリア人の父と日本人の母を持つ俳優。高校生でファッションモデルとしてデビュー後、映画やCM、ドラマなどへと活躍の幅を広げる。プライベートでは、2011年に元サッカー日本代表・松井大輔選手と結婚。二人の息子を持つ母親でもある。
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